曲面印刷に強い?パッドプリントとは?
2019年10月18日たくさんの名入れ商材がある中で、その商材の特性に合わせたプリント方法も様々です。
今回は、そんな様々あるプリント方法の一つである「パッドプリント」についてご紹介します。
パッドプリントとは?
パッドプリントとは…
パッドプリント =
シリコン製パッドをハンコのように使い、デザインを転写するプリント方法
↑です。
ちょっと分かりづらいですが、You Tubeで公開されている弊社提携企業の動画で、実際にパッドプリントを行っている様子をご紹介します。
いかがでしたか?
こんな感じで、機械ではサクサク動いていますが、柔らかいシリコンパッドを使い、曲面などにもプリントが出来る便利な方法です。
例えば、パッドプリントで刷った商品がこちら。
このような曲面のある立体物にも、綺麗にプリントをすることが可能です。
ハンコのようにポンポン押していくシンプルな工程のため、印刷コストは比較的安価です。
一度に塗り込むインク量も少ないため、シルクスクリーンと比べると、インクが早く乾きます。早く乾く分、納期が早いというのも特徴です。
また、パッドプリントでは、元々のシリコンパッドが小さいもののため、あまり大きいサイズの商材には不向きです。
逆に小さい商材には向いていて、ボールペンやゴルフボールなど、小さくて曲面のある物への印刷を得意としています。
また、重ね刷りすることで、多色刷りも可能です。物によっては、ハーフトーンを駆使したグラデーション印刷も可能だったりします。
○パッドプリントのまとめ
- 曲面やデコボコした面にもプリントできる
- インクの乾燥が早く、納期が早い
- 安価なコスト
- 大きいサイズのプリントには不向き
- ボールペンやゴルフボールなど、小さくて曲面のある商材へのプリントが得意
- 多色刷りも可能
いかがでしたでしょうか?
普段はあまり聞き慣れないプリント方法ですが、私達が日常的に使用しているものの多くに、このパッドプリントが用いられています。
「これはもしかしてパッドプリントかな?」
なんて、ちょっと気にして辺りの品物を見渡してみると、意外な発見があるかも知れませんね。
今回もご一読有難うございました!